日増しに暖かくなり庭の手れなど忙しくなる季節になってまいりました。
どこの家庭でもガーデニングブームに刺激を受けて鉢植え、草花などで庭を色どりまた家の中でも活け花を楽しんでいることでしょう、或いは
コンテナガーデンも、楽しんでいる方も多いのではないでしょうか、このようにきれいな花を見たり香りをかぐことで心もなごみます。
ところできれいな花も水やり等管理を怠れば機嫌を悪くして果ては枯死してしまいます。
数年前から試みています面白い方法水遣り施肥などの管理も不要なことを紹介します。それは日本の在来種のフウラン、セッコク、比較的耐寒性
のある小型のデンドロビュウムなどを利用します。
セッコク、デンドロビュウムは高芽がよくできますので根の先端が発根で色が変わり延び出したのがわかります、
この時が適期ですそっと茎より外して庭木の幹にビニール紐などで巻きつけ着生させます。庭木の種類は松、槇など木肌の荒れるものが比較的
いいようです。
冬の間に根腐したものも利用可能です、梅雨期ともなれば樹木の幹に沿って根を伸ばし、しっかりとくっついてきます、やがて夏季には元気よく成長し水も肥料も必要ありません。成績がよければ翌年には花がさくかもしれません。
出来れば樹木の東側朝日のあたる位置につけたほうが成績が良いようです。
近年暖冬で気温も零度以下に下がること
も少なく思いのほか好調ですので興味のある方は挑戦して見ては如何でしょうか。
takao さん
2002.4.14