おせち料理

きんとん、亀甲椎茸、キングサーモン、松前漬け、めんたい 蓮根ごまめ、黒豆、だし巻きの8品が、今年の正月はテーブルを飾り舌鼓と会話を弾ませてくれました。

6人が腕を振るった作品です。男性が二人で、その一人が私です。私の料理歴は退職準備に料理教室で基本コースを学んだ、約10年前からです。何時もは二軍としてベンチを暖めています。長年の慣習が身に付いていて、身体が動こうとしません。本心はその方が好きのようです。 年に一度この時だけは一軍扱いで、毎年きんとんを作ります。芋を選び・栗を選び・砂糖を選ぶことから始めます。12月になると野菜売り場ではさつまいもに自然と目が行きます。値段であったり、色艶であったり、大きさです。気持の準備を徐々に高めイメージをはっきりしながら、下旬に入ると材料を揃え腕慣らしに試作品をつくりす。
 

本番では3Kgの芋を相手に台所を占領して完成させます。コツは砂糖加減もですが時間をかけてじっくり練り上げる事かと思います。石鹸づくりの攪拌と観察が少し生かされているのかな・・・チョッピリ充実感を味わうひとときでもあります。 

4軒が2品づつ夫婦で持寄り、しばし歓談する。作品のことであったり、一年を振返ってであったり、これからの事であったり、還暦を過ぎた人々の会話は、笑い声で終始します。おせち交換を納め行事するようになって8年、これからも続けることが自然な暮らしに成りました。人のつながりを大事に思うこの頃です。

tomyさん